
咸安層の鳥足跡化石は、中生代白亜紀の陸成層である咸安層の上部から発見。
咸安郡漆原邑龍山里299番地内に位置した咸安層の鳥の足跡化石は、中生代白亜紀の陸成層である咸安層上部で発見された。
鳥の足跡の化石が発見された所には「咸安韓国鳥(Koreanaornis hamanensis)」と名付けられた鳥の足跡と、鎮東鳥の足跡および草食恐竜の足跡化石がある。
咸安韓国鳥の足跡がほとんどを占め、鎮東鳥の足跡と恐竜の足跡は例外的に発見された。白亜紀には恐竜が著しく繁殖した時期だったため、恐竜の足跡化石は多く発見されたが、鳥の足跡の化石が発見されたのは非常に珍しいといえる。
咸安層の鳥の足跡化石は世界で2番目に研究、発表されたもので、鳥の足跡化石の希少性はもちろん、地質学的、生物学的自然史研究資料としての価値が高く、1970年4月24日に天然記念物第222号に指定され保護されている。
- 位置
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- 慶尚南道咸安郡漆原邑龍山里山4